アイドル飽和状態

いわゆる「アイドル」

特にKPOPアイドルは、事務所がオーディション→所属契約→下積み(練習生)→デビュー ここまでが皆さんが知っている一般的知識だろうと思います。デビュー後に成功すれば仕事は増え、活躍の場が様々な環境に変化していくと思います。バラエティに出演すれば、新しいファンの獲得や、ファンの知らなかった新しい魅力を発見できたりもします。スポーツ番組に出演すれば体育系アイドルの魅力や、逆に鈍いお茶目なアイドルとして人気が出ることもしばしば。
自宅や合宿所までカメラを持ち込んで、私生活の切り売りなんてことも当たり前になってきているような気がします。

こんなはずじゃなかったのに・・・

しかし、この辺りから「歌で芸能界に入った」アイドルの子たちには、そういう活動が本当に必要なのか?という疑問が出てきます。いつまでも仲良しグループで、私生活を切り売りするような「歌手」にはなりたくない。そんなことを考えているアイドルも決して少なくないと思います。華やかな芸能界のマスコットポジションのはずのアイドルが、バラエティでお笑い芸人と絡んだり、番組の司会をしたりと、気がつくと「タレント」活動がメインになっていたりするグループもいたりします。

アイドル=消費期限付き という避けられない現実が、デビューから数年で訪れてしまいます。

すぐにやってくる世代交代

KPOPという枠では、毎年レベルが高くなってくる新人組がデビューしてきます。「私たちよりダンスが上手い」「私たちより歌が上手い」「私たちより可愛い・カッコイイ」すぐにファンは目移りしてしまいます。ファン獲得とファン継続を同時進行していかなくてはならないアイドルは、活躍できる場を求めて海外進出し、自分たちのパフォーマンスでドンドン勝負していかなくてはなりません。やはり「歌」「ダンス」「MC」この三大要素のクオリティを中心に、新規ファンを獲得する必要があります。

海外のファンでもコアなファンは、私生活の切り売りも嬉しいでしょうが、韓国国内で放送される番組であればすでにチェック済み。ライトファンをどうやって顧客にするのか?というところで、歌えない子・ダンスが苦手な子・しゃべれない子は、モチベーションが下がったりしたら、目の肥えている日本のお客さんはすぐに反応してしまいます。常に100%で海外営業は行ってほしいところです。

芸能界に残るのは・・・

デビュー後、3~5年程度で事務所との「契約更新」を行うかどうかという時期がやってきます。売れてデビューから3年充実した活動ができたのであれば、今後のことを考えて色々と交渉事案があると思います。しかし、事務所的に「この子は結果が出なかった」と判断されれば、所属契約解除となることもあります。アイドルもビジネスです。事務所は赤字続きの商品を長く運用できません。当然です。

逆に「私はもっと大きな事務所でさらに活躍の場を広げていきたい」と思うアイドルも居ると思います。ここでいわゆる「解散」をするグループも出てきます。最近ではグループはそのまま残し、個人活動用の事務所を仲間で立ち上げるといったケースも出て来ています。

野心家のアイドルであれば、このタイミングで、グループ活動を終了させ、自分ひとりのパフォーマンスで勝負をしていく人もいます。アイドルからアーティストへブランドチェンジするのですが、世間の目は「元アイドル」ということでなかなか難しいのが現実です。なぜ厳しいのか?それは、いままでの「グループ活動」が実はデメリットとしてでてきます。

ソロアーティストの強み

仮に5人グループで活動を5年したとします。今まで5人でレッスンを受け、5人分のレッスン内容を見て「比較」しながら、お互いにフォローもしながら練習できてたと思います。それがグループの良いところでだと思います。

では仮に3時間のレッスンで、自分だけに3時間フルで時間を使えたか?

残念ながら自分だけの為に、レッスン時間を使えたとは言えないと思います。そこには自分を磨けない空白の時間がどうしても生じてきます。同じ3時間の練習を他のソロアイドルやソロアーティストは、「自分自身」だけの時間を同じだけ5年過ごしていることになります。グループ活動から個人活動(ソロ活動)へのハンデが存在してきます。蓄積された練習量の差は、ソロ歌手として今から再出発するにはかなりのハンデとなります。

自分の実力を比べていたのが、グループ内であったり、同等ポジションのとなりのグループだったりと、かなり限定的で閉鎖的なところから、今度は全アーティストが対象となります。グループの中で一番歌が上手いからソロでもやっていけるなんて思っていたら、ソロデビューで1年後見なくなったなんてこともしばしば。いかにソロアーティストは一人でやっていけるだけの魅力を持っているのかを、一度考えた方が良いと思う人も・・・

そもそも事務所の人は、今まで何万人という人材を見てきているのですから、「一人で売れる」と思うなら事務所が最初からそうしています。最初はグループとして活動して実力が上がってきたら、「ソロ曲でもやってみるか?」と事務所も動きます。事務所が動いてくれて、そこで爆発的にヒットしなければ、グループ解散してまでソロアーティストとして歌手をしなくても良いと思います。そこからは「歌えるタレント」のほうが、いろいろと安定することのほうが多いと思います。

ここ数年でソロ歌手として売れた元アイドルグループ出身の子、誰かいますか?(誤解されないように:解散宣言したところだけでお考え下さい)
考えてみましたが、継続して活躍しているのは私的には3人しかいませんでした。

逆にソロで売れなかったからグループに飛び込んだアイドルも居ますが、まぁその話はいつか。。。

何度も言いますが・・・

アイドルは適齢期があり、その後はそれぞれに合った方向の職で良いのではと思います。歌手として活動する人、女優になる人、タレントになる人、ブロガーになる人、どんなカタチでも良いので、芸能人としてファンの人たちと交流できるような環境で細く長くでもいいので、活動してほしいものです。


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