今聴いてみるとNC.Aの楽曲がスゴイと実感できる

私が普及活動していたNC.Aですが、2013年デビューした時は事務所が孫をどうやったら活動させられるのか全くわからず、「孫にも衣装」と勝手に命名できるくらい毎回お衣装を新調し、見栄え良くなるようにバックダンサーやガールズバンドを背景に並べてくれて、音楽番組に出演させるという、完全に「うちの子可愛いでしょ?」で登場してきた。
今見てもとても初々しい。

そして事務所がキャッチーなアイドル曲を次々に用意してNC.AがPOPガールとして成長していった。

とてつもなくキャッチーでthe アイドル!という王道路線曲ばかり。
ソロアイドルの活動曲としては申し分ない完璧な楽曲と演出だと感じる。
最近のグループアイドルでは絶対にないような学生向け、原宿スタイルのPOPさは、今でも十分に通用するのではないだろうか?
当時高校生だったNC.A、等身大の彼女だからこそ歌える淡い恋心など、彼女の魅力をうまく表現できている明るい曲を出しまくった。

そして二十歳を越えて路線をバラードにシフトし背伸びした大人の女性へと曲も変化していったが、バラードを歌いこなせるほどの人生経験がまだ彼女には無かった。
バラードが歌えないとKPOP業界に長く生き残れないのは、条件のひとつでもあり、彼女も事務所も勝負してきたのだろうが、ファンとしても「まだ早い」という不安が多くあった。

今年26歳になるNC.A、今なら大人の女性としてバラードも歌いこなせるだけの経験をしてきたのではないだろうか?

<Coming soon 2022Ver>