KPOP JAPAN AWARDS 2024 (KJA2024)

2024年も多くのアーティストが活躍。今年は日本語曲が多く韓国で放送されるという前代未聞の出来事が発生し、ようやく自由音楽の一歩が表面化した一年でした。
昨年のKJA2023はコチラ https://kpop-japan.com/kpopjapanawards2023
一昨年のKJA2022はコチラ https://kpop-japan.com/kpopjapanawards2022

最優秀男性アーティスト賞

イム・ジェヒョン
Melon site https://www.melon.com/artist/timeline.htm?artistId=2087273

2024年初頭からロングヒットとなりました。チェ·ジェフンの雨のラプソディーのリメイク曲。安定感のある歌声はオリジナルにも負けないくらいの世界観を作ってくれました。原曲へのリスペクト感が強いと感じます、20年以上経っても色褪せない雰囲気を表現していて、当時聴いていた40~50代の人たちは懐かしさもあり、今年は何度も聴いたことでしょう。

最優秀女性アーティスト賞

IU
Melon site https://www.melon.com/artist/timeline.htm?artistId=261143

2024年は海外公演を開催してくれました。まさかの日本でも行われ、首を長くして待ち続けたユエナにとっては奇跡の年となりました。デビューから16.17年となるが、アイドルからアーティストへと間違いなく成長した彼女、今後の活躍に期待しています。また日本での公演も待っています。

最優秀ボーイズグループ賞

TWS
Melon site https://www.melon.com/artist/timeline.htm?artistId=3679688

2024年よく目にしたグループのひとつでしょう。若さの押し売りは嫌いじゃありません、このグループは全力笑顔でアイドルしてくれるのが好印象です。格好つけても曲と歌声が伴っていなかったら駄曲となってしまいますが、新人らしいPOPな楽曲を中心に、とにかくステージを明るく楽しくしていたのが印象に残りました。アイドルというのは笑顔を増やすのが仕事と思っているのですが、まさに彼らのステージからはエネルギー溢れる爽やかな風を感じることが出来ました。

最優秀ガールズグループ賞

QWER
Melon site https://www.melon.com/artist/timeline.htm?artistId=3610529

しっかりとしたストレートな楽曲が彼女たちのイメージにピタッとハマった1曲が春にリリースされました。
結成から1年半くらいですが、徐々にバンドとしての自分たちの「カタチ」が出来てきたように感じました。ガールズバンドが活躍できた年なんていつだっけ?というくらい久々のバンドグループの活躍でした。

最優秀新人賞

ILLIT
Melon site https://www.melon.com/artist/timeline.htm?artistId=3743525

2024年で一番キラキラしてフレッシュなレモンのような存在でした。半年間の準備期間を経てデビューした時は、完成度が達していないように感じましたが、HYBE傘下の成長型アイドルの王道を感じさせるようなデビュー曲に次作を期待させる余韻すらある見事なスタートでした。個人的には、配信中にウォンヒちゃんがアンチコメントをビシバシとチェックして何かをしているのが逞しく思え、安心してイロハちゃんが過ごせていると思っています。

優秀楽曲賞

KISS OF LIFE / Sticky
Melon site https://www.melon.com/artist/timeline.htm?artistId=3465800

KPOPジャンルのお手本のようなSISTAR以来の夏曲らしい1曲。彼女たちの明るさと清楚さがミックスしたどこか懐かしさも感じ、サンセットビーチで楽しく過ごす彼女たちを想像できる素敵な1曲です。元々ステージパフォーマンスには定評のあるグループですので、2025年はもっと飛躍してくれるでしょう。

最優秀楽曲賞

IU / Love wins all

2024年1月にリリースされた名曲。世界の数か所で戦争が勃発してる時代にこの曲は意味があると思います。純愛をテーマにした楽曲を30代の彼女が歌うと、テーマ・メッセージが大きくなってしまうのは、彼女の魅力が成長している証拠でしょう。POPSの女王だった彼女がバラードの女王に近づく名曲となりました。

優秀パフォーマンス賞

XG / WOKE UP
Melon site https://www.melon.com/artist/timeline.htm?artistId=3082438

まずXGをKPOPジャンルに入れることに違和感があります。韓国の音楽番組にも数多く出演しているので、まぁ2024年この賞を考えると彼女たちを紹介しないわけにはいかないでしょう。
本人たちの実力は今のKPOP業界の若手で間違いなく飛び抜けている存在。コンセプト・ステージング・表現力どれを見ても破壊力満点。そしてワールドツアーはステージ衣装だけを見てもavexの投資力が発揮された感満載で、彼女たちの個性を強烈にアピールする圧巻のステージとなっていました。

マンネがミュージックビデオ内で坊主にするなんて誰が想像しました?
2025年も引き続き彼女たちの動向は追っておいて絶対に損はないと言いたいです。

企画賞

MBN / 日韓トップテンショー

日本の名曲を数多く披露してくれた番組でした。しかも毎週2時間以上の大型帯番組。韓国で日本語曲?毎週の帯番組が半年!? マジで最初は衝撃でした。
今年JPOPが流行ったきっかけとなった番組、マッチのギンギラギンにさりげなく、松田聖子ちゃんの青い珊瑚礁、韓国の中年層の皆さんには懐かしさを感じる名曲も韓国の若い人には新鮮に映ったようです。

最後に

<韓国各事務所さま宛>
2024年はHYBEが色々と目立つ年となってしました。音楽で目立てばよいのにと思うことが多々あり、残念な年となってしましいた。2025年NEWJEANSがどういう立ち位置に戻れるか、まったくわかりませんが、一度冷えたピザは温め直しても本来の味には戻れないので今後が心配です。
その間にILLITが頭角を現す状態になればHYBE的には結果OKなのでしょうが、そこまで上り詰めるほどの実力をつけてくれるのか?はたまたチームSが世界進出できるような1曲をHITさせて究極のアイドルになってくれるのか?
HYBE騒動の展開が楽しみでもあります。(プレディス組はとにかく自分たちで頑張ってくれ!)

JYPはまずNMIXXをどうにかしないとこれから先が不安しかありません。いつまでTWICEとStrayKidsにおんぶに抱っこ状態で行けるのでしょうか?育成やアイドルの管理では他の事務所より信頼できるところが多いのに、大きなムーブメントを手繰り寄せる手腕をしっかりと計画してほしいところです。TWICE/Stray Kids以降餅ゴリラが前に出過ぎた感しかないので、そこまで上司が出たいなら、過去のJYP所属集めてイベントしませんか?godとワンガ全員呼んでみません?

SMはNCTグループを各地域別にブラッシュアップして順調に見えますが、なんか中間管理職をすっ飛ばしてませんか?SHINeeとレッベルに良い曲を提供してくれませんかね?あとBoAさん、若い男の子の育成という名目で目の保養してません?w 最近目がキラキラして楽しそうっすよ。
aespaが第四世代のTOPの座に腰を下ろし安定しているのはさすがです。もう少しYoutube番組などでバラエティ感増やしてください。

Kakaoエンタさん、あなたのところは大きなグループなのですから、各傘下の事務所のホームページをしっかりと整備してください。せめてSSL対応くらいはすぐにしてください。Youtube収益ばっかり追わないで自分のところの基本情報を整理してください。

<個人的2025年の注目>
チョン・ユジン

抜群の歌唱力で歌謡曲・POPS・バラード・トロット、オールランドの歌手と言って間違いない18歳。あどけない表情が見え隠れすることもありますが、ステージでは堂々としたベテラン歌手のように真っ直ぐ歌と向き合っている姿に多くのオジ様・オバ様がメロメロになっております。このままトロットの女王を目指してもよし、バラード女王を目指すもよし、2025年は学業も終わりいよいよ芸能生活本番!この一年の活躍が楽しみです。